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製品やサービスを成長させるグロースハックとは?〜概要と事例〜

IT・Webコラム

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グロースハックという言葉を聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。 「言葉は知っていても、具体的にどんなことをするのかわからない」という方も多いかと思います。

グロースハックは製品やサービスを成長させる施策として注目を集めており、日本でも取り入れる企業が増えています。 そこで今回は、グロースハックの概要と事例を紹介します。 競合他社を出し抜くためにもグロースハックの手法を学んでみてください。

グロースハックの概要

グロースハックは製品やサービス、サイトの分析・検証と改善を繰り返し、成長させていく手法です。 IT業界を中心に浸透し始めていて、後ほど紹介しますがアメリカ大統領選でもグロースハックが活躍した辞令があります。

グロースハックを行う人をグロースハッカーとよび、職種として認知されはじめています。 日本ではまだ認知度が低いですが、これから一般的になる可能性を秘めています。

余談ですが、日本ではハッカー=コンピュータに不正侵入する人、という意味で捉えられることが多いですが、本来の意味はコンピュータ技術に精通している人を指す言葉で、技術を悪用して不正行為を行う人はクラッカーと呼びます。

グロースハックで何をするの?

「グロース(Growth)」は「成長」という意味です。 グロースハックは文字通り製品やサービスを成長させるための施策を行います。

コンバージョンが低い原因は何か、ボタンがクリックされないのはなぜかなど、A/Bテストやアクセス解析などを行って現状を分析・検証し、改善をしていきます。 改善がすべてうまくいくわけではないので、分析・検証→改善→分析・検証→改善を繰り返して目標に近づけます。

グロースハックのポイント

グロースハックは分析・検証が非常に重要です。 「おそらくこうであるだろう」とか、「ユーザーはこれを望んでいるはずだ」といったような提供者側の思い込みがあるとうまくいきません。

ユーザーは得てして提供者が期待していたのとは違う行動をとることが多いため、データを分析してみないことにはユーザーの本当の行動はわかりません。 グロースハックではユーザーが実際にどのような行動をとるのかを分析・検証し、製品やサービスの欠点を改善していきます。

グロースハックの事例(1)アメリカ大統領選

2012年に行われたアメリカ大統領選にて、グロースハッカーの存在が一躍知れ渡りました。 共和党のミット・ロムニー陣営は当時24歳のグロースハッカー、アーロン・ジーンに、好感度の高いWebサイトになるようデザインの変更を依頼しました。 アーロン・ジーンはグロースハックを行って有権者に最も好感度が高いデザインに変更し、その結果、1億8,000万ドルもの政治献金を集めることに成功しました。

残念ながらバラク・オバマ氏に敗れはしましたが、最後まで大統領のイスを争い、グロースハッカーの名を世間に知らしめるきっかけとなりました。

グロースハックの事例(2)Twitter

Twitterはグロースハックを行い、アクティブユーザー率アップを成功させました。 分析によって5〜7人フォローしたユーザーのアクティブ率が飛躍的に上がることがわかり、フォローのレコメンド機能を提供し、新規ユーザーは5人以上フォローしないと利用開始できないようにすることでアクティブユーザー率が改善されたそうです。

ユーザー登録してもフォロー数が5人未満のユーザーは早期にやめる可能性が高いため、5人以上フォローさせることで継続を高めることに成功しました。 5人というラインがアクティブ率に関係することは分析をしないとわからないことだったので、グロースハックを成功させる上でいかに分析が大事かがわかる事例です。

グロースハックの事例(3)ボケて

写真で一言ボケるWebサービスとして人気の「ボケて(bokete)」は、グロースハックを行ってアプリの300万ダウンロードを達成しました。 シェア数や滞在時間を分析し、シェア導線の設計を行う、コンテンツを見てもらえるように配置する、UIをリニューアルするといったグロースハックを行ったそうです。 具体的な施策はスライドで公開されていますので、アプリのグロースハックの興味がある方はぜひご覧ください。

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